趣味の話題に限らず、自分の好みで話題を選ぶととかく失敗する。その代表的なものを上げてみよう。その一は、政治の話である。特定の政治家や政党の話題は避けた方がいい。とくに、選挙の時期はうっかり口にのぼせやすいから注意。相手の支持政党と、こちらの支持が正反対のときなど、仕事どころでなくなってしまうことがある。しかし、特定の話題でなく、国家予算とか新法案成立などの幅広い、トピックス的な話題はしてもよい。つぎは、宗教の話だ。
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日本は多神教の国だ。神道の氏子もいれば、仏教徒もいる、クリスチャンもいるという具合である。また仏教徒と一口でいっても、宗派が多くに分かれているので、それぞれの信仰によって生活上の戒律などにも違いがある。多神教の国民だけにかえって信仰には無頓着なところがあり、平気で宗教の話をする人も多いが、自分から話題にするのはやめるべきである。これは、外国人の場合も同様だ。というより、もっと注意が必要だ。信仰の話題で、商談がつぶれるなど珍しくない。カトリック、プロテスタント、イスラムなど、人それぞれに厳しい戒律を守っているのは、日本人の想像を越えている。ゆめゆめ信仰の話題を持ち出すべきではない。つぎは、第三者や他社に関する悪口である。聞いている人間は、「いつかは自分もこのように言われるな」と思うものだ。相手や他人の弱点を衝くのもよくない。相手がどんなコンプレックスを持っているかもしれないからだ。コンプレックスの度貪が強ければ強いほど、あなたが憎まれることになるのは請け合いだ。なかでも、学歴や出身校についてこちらからの話題にはしないことだ。日本のような学歴社会では、相手が触れたくないケースであることも十分考えられるからだ。ビジネスマナーやビジネススキルを学習するビジネスマンには、日本創造教育研究所の講習をお勧めします。