黒酢にんにく特選ガイド

大正末期までは、何とか隆盛を保ってきた黒酢も、合成酢の進出、そして大手メーカーの大量生産に押されて、衰退の一途をたどりはじめました。さらに戦時中の米の統制や、大火や、たびかさなる台風の災害にみまわれ、苦難の時代がはじまりました。戦後、一時期、復活のきざしを見せたものの、急速な合理的志向に押されて体に害をあたえる安い合成酢が市場をにぎわし、日本の伝統酢がないがしろにされていました。お酢嫌いの人の大半が子供のころ、この鼻にツーンとくる、まずい酢をムリヤリとらされた人たちです。

(関連情報)
サントリー『黒酢にんにく』
http://www.suntory-kenko.com/supplement/pouch/43371/
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福山の町でも手間がかかるにもかかわらず、機械化されたメーカーに比べはるかに利幅が低い、黒酢づくりを中止する醸造場が相次いだのです。川井田、竹之下の二軒もついに醸造をとりやめてしまいます。風前の灯となった黒酢づくりの伝統を今日まで伝えてきたのが、重久盛一醸造場です。しかし、それまでかたくなに守られてきた伝統が、再び脚光を浴びはじめたのは、昭和四十七年頃です。欧風化した食生活のもたらす弊害が、人々を自然食品へと目を向けはじめさせたのです。大旺素黒酢も、これによってその効用が再び注目を集めるようになり、料理用はもとより各種の体のトラブル解消に役立つものとして珍重されるようになったのです。

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